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2025年4月4日 「あなたには天から梯子が降りてきます!その梯子は降り癖が付いていて、次から次へと降りてきます」 渡部昇一先生から頂いたお言葉



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


今朝のメルマガ、特に長いです。

お手隙の折にお読み頂けたら有り難いです。


以前にも書かせて頂いた事がありますが、奇跡的な出会い!

どう考えても、天の計らい・・としか思えない出会い。

思い出すたびに、今でもドキドキします。

冷静に考えると、日頃の私からは考えられない行動でした。


そのきっかけは、東京での初めての「手紙のセミナー」開催でした。

結婚情報誌「ゼクシィ」に2013年、花嫁の手紙監修という事で、2度載せて頂いた事があります。

日本全国で手紙のセミナーを開きたい!と思っていた私。

「これって東京でも手紙のセミナーを開催しなさい・・という応援かも」と。

「ゼクシィ」にもその事を載せて頂いたような記憶があります。

自分事は中々頼めない私ですが、今考えると驚きの行動、お声かけをしていました。

お陰様で実現。

「初めての東京開催。来て頂けたら嬉しい!有難いです!」と、尊敬申し上げる方に、その方のお立場を深く考える事もなく、ご案内の手紙を出しました。


2013年11月16日。東京で初めての「手紙のセミナー」開催。

その、勇気を奮ってお手紙を差し上げた方が、思いがけなくセミナーにご参加くださいました。

終了後「村山さん、この後、何かご予定がお有りですか?」と。

何も考えず、お声掛け頂いた事が嬉しく、「何もございません」と。

セミナーの後の事は、次男のパートナーや神戸から一緒に来ていた方々に託し、ご一緒させて頂きました。

(日頃の私は、参加くださった方々にお礼を申し上げお見送りするのですが、その事も頭からすっ飛んでいました)


タクシーで到着した所は、致知出版主催の「運と勉強」の講演会でした。

講演者は、「知の巨人」と言われた渡部昇一先生(亡くなられてもう直ぐ8年になります)。

急ぎチケットを購入しお聴きする事になりました。

(今考えると、その大切な講演会に主催者として関わっていらしたにもかかわらず、手紙のセミナーに来てくださった事・・そして講演会にお誘いくださった事に、感謝しかありません)


300余名の参加者。前から三列目の席が一つ空いていたのでそこに座りました。

どうしても特待生であり続け、月謝免除にならないと大学を続けられなかった、渡部先生のご家庭の経済事情。

人と争う事のお嫌いな渡部先生。常に満点だと争う必要がない、と勉学に励まれ、常に成績はトップ。

通常ですとトップの学生は留学生に推薦されるのだそうですが、先生は推薦されず。

貧乏学生、服装はいつも同じ制服。継ぎのある靴下。外国に行った時、TPOに応じた服装もできないだろう・・との理由だったそうです。

それでも先生はくさらず、懸命に努力を続け、教授のお手伝いもされていたそうです。

そして後に、当初よりも素晴らしい留学先が決まり、次々に良い事に恵まれ、今に繋がっている・・と。

渡部先生の、恨んだり妬んだりしない、学問に対する純な、一途なお心と行動に感動しました。


講演後、司会者の方の「何かございませんか?」との問いかけに私は思わず手を挙げ、

「ご講演を聴かせて頂き感動しました。私は仕事以外に、手紙の素晴らしさをお伝えする活動をしています。これからも精一杯続けてまいります」と申し上げました。

渡邊先生はにっこり笑われ、

「あなたには、天から梯子が降りてきます。その梯子は降り癖がついていて、次から次へと降りてきます」との思いがけないお言葉を頂き、感激しました。


お言葉を頂いた後は、「天からの梯子が降りてこないかなぁ?まだかなぁ〜」と、その事を強く意識していました。

全くその気配がないような気がして、いつしか意識から遠ざかっていきました。

ですが、今思い返せば、色々な梯子が降りてきていました。


2014年夏。NHK「あさイチ」のディレクターさんが、私の東京開催の手紙のセミナーを見つけられご参加。

その後3時間、聴き取り取材をしてくださり、「直ぐに局に企画書を提出します」と。

神戸まで3人の方が一泊二日で取材に来てくださり、2015年1月7日に放映。

その時、とても嬉しい事がありました。

番組内で、手書きの手紙を科学的に分析され、エビデンスを下さったのです。


毎回、セミナーで手紙を書き終わった後、参加者の皆様はとても晴れ晴れしたお顔です。

大阪の大きな病院の師長さんがこんな事を話された事があります。

「順子さん、手紙は相手へのプレゼントでもあるけれど、自分へのプレゼントでもあると思う。

私、自律神経を患っていて、やる気が出なかったけれど、自分宛に手紙を書いたら、嬉しくなり元気になったの!」と。

その発言に呼応するかのように「そうそう私も、嬉しい気持ちになりやる気が湧いてきたの!」と、何人かの参加者が頷かれ・・。

ですが、その事についての科学的な検証(エビデンス)は、これまでありませんでした。

その検証をしてくださったのです。


心理学の立場から桜美林大学の山口創先生、医学的な立場から自治医大の尾仲達史先生が。

手紙をもらう前、もらった後、手紙を書く前、書いた後で、唾液に含まれる絆ホルモン、愛情ホルモンの「オキシトシン」が増えている事を発見!

山口先生は、TVカメラが回っている中「これは快挙です!快挙です」と両手を上げながら叫ばれていました。

「心を届ける手紙」を全国で!と思い行動している私にとって、最高のプレゼント・・まさに天から梯子が降りてきていました。


その「あさイチ」の影響は大きく、かつての教え子(尼崎市での5年間の小学校教師時代の)や、福岡、東京から、地元の神戸からも初めての方々が、手紙のセミナーにご参加くださいました。

その後、参加者が話しやすい少人数(8名)でのセミナーに変更。

そんな頃、以前参加された事のあるAさんが、友人のK子さんを誘ってご参加。

セミナーが終了に近づいた時、K子さんがこんな事を話されました。

「もしかして、東京であった渡部昇一先生の講演会で“あなたには、天から梯子が降りてくる・・その梯子は降り癖が付いていて次から次へと・・と言って頂いた方ではないですか?」と。

驚きました。

同じ、渡部先生の講演会に参加されていらしたとの事。

渡部先生を尊敬してやまないK子さんは、「いいなぁ〜」と思って聞かれていたそうです。

何という偶然?いえ、必然でした。

K子さんとのお出会いこそまた“天からの梯子”そのものでした。

同じ年齢のK子さん。優しさが、言葉から、文章から、伝わります。

実際にお会いしたのは数回ですが、このメルマガもお読みくださっていて、よくメールを頂きます。

Aさんがお誘いくださらなければ、K子さんとも出会えませんでした。

Aさん、ありがとうございました。


振り返ってみますと、多くの方々にお世話になり、また温かく受け入れて頂いての今です。

お役に立たせて頂きたい!と思いながら、お世話になる事が多い事に気づかされます。

こうして長〜いメルマガを辛抱強くお読みくださる皆様にも、本当にありがとうございます!


桜も満開!春休み最後の週末ですね。

素敵な春の日をお過ごしくださいますよう。

みなさん、今週もお読みくださりありがとうございました。



村山順子



【お知らせ】


神戸暮らし学校事務局です。

皆様からのメッセージやご相談に、村山順子がYouTubeでお答えします。

内容を読まれても大丈夫な方は、こちらのフォームからお願いいたします。


以前の動画です。このような感じでお伝えします。

「お悩み相談 自分が好きでない私」

どうぞよろしくお願いいたします。




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