2025年4月11日 人それぞれの夢!
- 村山順子
- 4月11日
- 読了時間: 5分

おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
いよいよ明日、大阪・関西万博の開会式ですね!
10月13日まで開催の万博。
観に行かれる皆様、お気をつけて、楽しまれてきてくださいね。
人それぞれ、叶えたい夢や希望があると思います。
笑われそうですが、私の夢の一つに「母校で後輩たちに話(講義)がしたい!」というものがありました。
今朝は、私が2008年から学んでいる経営者の朝の勉強会、倫理法人会で、その夢が叶った事を書かせて頂きます。
いつかはしっかり書いてみたいと思っていたことの一つです。
長くなりますので、お手隙の折によろしくお願いします。
今は、倫理指導(倫理を深く学び実践され、資格を持たれた経営コンサルタント的な先生が相談に乗って下さいます)を受けるには、事前申し込みが必要です。
2010年当時は、先生の時間が空いている時に気軽に受ける事ができていたようです。
役員の方から「村山さん、先生のお帰りの電車までまだ時間があるから、倫理指導受けて」と、突然に!
今では考えられない気軽さで、役員の方が新米の私に言われます。
指導頂きたい課題を何も持っていなかった私。
あまりに突然の事でしたので、今まで封印していた「母校で後輩達に話(講義)がしたい」との思いが溢れ出ました。
その思いが芽生えるきっかけとなったのは・・
今は亡き佐竹隆幸教授(当時兵庫県立大学大学院経営研究科)が、当時中小企業家同友会にも入って学んでいた私に、「村山さんの会社で、女子大生4名をインターンシップで1週間受け入れてほしい!」と。
お世話になっている教授。
当時専務だった長男と相談し、お預かりすることに。
色々準備があり、小さな会社でお預かりするのは大変な事もありましたが、楽しみに当日を迎えました。
20歳前後の4名の学生。緊張からか笑顔はなく、声も小さく、態度も緩慢。
「えっ?もっとハキハキできないの?」と思う・・初対面でした。
会社の理念を私が話し、スタッフの話も聞いてもらい、質問等を受けると顔が紅潮。笑顔が見えるように。
案内できる作業現場には一緒に。
「お客様に喜んで頂く為に、私たちにできることは何?」という共通の思いでスタッフたちがイキイキ働く姿を見て、学生たちの態度が変わり、言葉が、表情が明るくなりました。
1週間後には、まるで別人?かと思うくらい、テキパキとした行動、言葉、笑顔。
そして最後には、弊社への提案書まで作ってくれました。
「若いってなんて素晴らしいのでしょう!」・・を目の当たりにしました。
それから一年置きに3回、学生たちをお預かりしました。
3回とも、1週間で学生たちの態度、表情、言葉遣いが変わりました。
元小学校の教師。天職と思っていた私(結婚でやむ無く退職)。
「伝えることの喜び、成長を目の当たりにできる喜び!・・母校に行って後輩たちに話したい!」そんな気持ちが沸々と湧き上がってきました。
ですが、特別な資格がある訳ではない私。そんなことを思うのは不遜なこと!と、その想いを封印していました。
ところが、突然の倫理指導・・・で、その事を話してしまいました。
「母校で後輩たちに伝えたい事があります。何の資格もない私が、そんなことを思うのは、不遜なことでしょうか?」と。
山崎先生は「村山さん、すぐにすぐに行きなさい!自分の書いた本があるでしょう!取り上げてもらった新聞、雑誌などみんな持ってすぐに行きなさい!」と。
驚きました。私が夫との約束の本「60歳の約束」を書いた事も、新聞等に掲載された事もご存じないはずの先生ですのに・・なぜ?と思いましたが、すぐに準備しました。
私は、自分が良い!と思った人の応援、宣伝、推薦は懸命にさせて頂けます。
ですが自分の宣伝や、売り込み?のような事をしたことがありません。
倫理指導は「素直に即実践する」事が指導を受ける時の約束です。
2010年3月27日(日)の事でした。
最後に先生はまた「村山さん、行きなさいよ!すぐにすぐにですよ」と念を押して帰られました。
翌日28日、勇気を振り絞って、40数年ぶりに母校へ・・敷居が高すぎて教務課には行けなくて、同窓会館に。
事務長は私の話をよく聴いてくださり「村山さん預かりします。いつお返事ができるかはわかりませんが」と。
それが3日後、「来年2月7日、同窓会の提供講座としてよろしくお願いします」と教務課から。
新年度のカリキュラムが出来上がる寸前の事だったようです。
その次の年から、単位の取れる講義として、今もずっとご依頼いただいています。
教授は「村山さんの話しを聞くと学生が元気になる。僕が武庫川女子大学に居る間はずっと来てください!」と言ってくださり、2011年から続けさせて頂いています。
あの時、突然の倫理指導を受けていなければ、夢の実現は、この伝える喜び・・は、ありませんでした。
今も母校に講義に出かける前には「今年もお陰様で母校に・・」と、倫理指導を頂いた山崎先生にご連絡。
終わった後も「お陰様で・・」とご報告のお葉書やお手紙を書かせて頂いています。
これは毎年させて頂いている私自身との約束です。
その想いは広がり、金沢の娘の応援もあり、孫(娘の子)が通っていた高校でも外部講師として今秋、またある県立高校でも・・と。
孫のような学生さんに伝えられることは、とても嬉しい心躍る事です。
長くなりました。
「このことは誰のお陰様なの?」を思い、その本(もと)を作ってくださった方に、これからもずっと感謝の気持ちを届ける事を大切にしていきたいと、改めて思う今朝です。
みなさん、今週もお読みくださりありがとうございました。
素敵な週末をお過ごしくださいますよう!
村山順子
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