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2025年3月13日 知らなかった亡き義母と長男の事

執筆者の写真: 村山順子村山順子


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


奇数月に発行している「ひまわりガーデン新聞」。

今回、賃貸マンション向けの案内が同封されていました。

社長の文章で、知らなかった祖母(義母)と孫(長男)の姿を知り、胸が熱くなりました。

少し転載させて頂きます。


『家事代行サービス品質のマンション清掃』

こんにちは。ひまわりサービス代表の村山です。

マンションなどの共用部のお掃除について、こだわりが強い(細かい)と言われる事があります。

仕事柄当たり前の事なのですが、その理由的なことを思い出しました。

幼い頃、祖母は、亡き祖父が残した古いアパートの掃除を週に何度もしていました。

風呂なし共同トイレの当時でも珍しいアパートでしたが、トイレも廊下もいつもきれいな状態でした。

幼い私は祖母が心配で、アパートについて行っては掃除を手伝っていました。

祖母は口数の多い人ではありませんでした。だから特別な何かを話してくれた訳ではないですが、その姿から、祖父が残してくれたアパートを大切にしていること、入居者の方を大切にしていることを感じていました。

14室ほどのそのアパートはほぼ満室でした。

祖母が亡くなった後、阪神大震災があり半壊。

その後、解体して私たち4人の兄弟の学費のために父が売却しました。

アパートは祖父が祖母のために残し、祖母が父に。父が私たち兄弟のために使ってくれた大切な資産でした。

その価値は、祖母、今思えば父母の行っていたアパートの掃除によって守られていたように感じます。

私たちひまわりサービスの共用部のお掃除も、オーナー様の大切な建物を引き継ぐための価値を維持するサービスとしてお届けしたいと思っています。』


私の知らなかった、祖母を思う長男の優しい姿でした。

私も掃除や集金に何度も行きました。穏やかな方々がお住まいでした。

そんな昔の事を思い出し、胸がいっぱいになりました。


そして起業したての頃の、自分の事を思い出しました。

新築まもない4階建てのマンション。

祖父の知り合いの不動産会社から、毎週の清掃のご依頼が。

嬉しくて、

“どうしたら入居者の方に気持ちよく住んで頂けるか

 エントランス前に花を植えようか、

 またどうしたらいつまでも資産価値が維持でき、満室になるか”

など考えながらマンションを眺めていると、背後から声が!

「このマンションのオーナーさんですか?」

「いえ、お掃除を担当させて頂くものです」

すると「背中からやる気のオーラが出ていて、オーナーさんかと思いました」と。

私にとって、最高の褒め言葉を頂きました。

「やる気のオーラ」・・今の私はどうだろうか?

そんな事を思い出す、新聞の社長の言葉でした。


みなさん、今日も笑顔溢れる楽しい一日でありますように!



村山順子



【お知らせ】


神戸暮らしの学校事務局です。

皆様からのッセージやご相談に、村山順子がYouTubeでお答えします。

内容を読まれても大丈夫な方は、こちらのフォームからお願いいたします。


以前の動画です。このような感じでお伝えします。

「お悩み相談 自分が好きでない私」

どうぞよろしくお願いいたします。




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