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2025年2月3日 真ん中の妹が亡くなり・・7年が。

執筆者の写真: 村山順子村山順子


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


昨日は節分、今日は立春ですね。

豆まきを楽しむ孫は家にはいないのですが、やはり昔からの慣習。

一人、声に出して豆まきをしました。


1月31日は、66歳で亡くなった真ん中の妹の7回目の命日でした。

妹の遺してくれた青森のK子さんとのご縁は、私たちに受け継がれ、今もずっと続いています。

K子さんと妹は、主人同士が大学時代の親友。

2人は一度も会う事なく、青森と沖永良部島(鹿児島県)で、電話で、また宅急便でお互いの地元の産物を贈り合っていました。


K子さんと妹には共通点がありました。 

・主人を早くに見送った

・子どもを授からなかった

・実母のお世話をしながら一緒に暮らしていた 

・2人とも病を抱えながらの生活


妹が、こんな事を話してくれた事があります。

「姉ちゃん、同窓会に行くのは本当は嫌だよ。主人や子どもや孫たちの話ばかり。

だけどね、いやな顔をしたら気遣わせてしまうから、平気な顔してみんなと笑い合っているけれどね。

主人も子どももいない私が、同窓会に笑顔で出席するのは大変だよ」と。

人気者で学年の中心だった、妹の寂しい心の内、辛さを、心からわかってあげられなかった姉でしたが・・K子さんとなら分かり合えていたのではないかと思います。


嬉しい共通点も。

兄弟や姪甥の面倒見が良い。

そして、丁寧な暮らし方。

妹は、自分が先に逝く事が分かっていて、K子さんに私と三田の妹の住所を教え、「今まで通り付き合って欲しい!」と伝えていたそうです。

季節になると、2種類のりんごを時期をずらして大きな段ボールで届けて下さいます。

お米、青森のお菓子、とうもろこし、りんごジュース等々も。

私たちもそれぞれ送らせて頂きますが、とてもK子さんのように細やかにはできません。


そして、妹亡き後、三田の妹と2人でK子さんを訪ねる事も叶いました。

K子さんとお会いする事・・初めてのような気がしませんでした。

ご自身は体調が良くなくて、一緒に青森を案内したいけれどできないので、いつも利用されている女性ドライバーのタクシーをチャーター下さいました。

十和田湖や、酸ヶ湯温泉、ねぷた会館、田舎館村田んぼアート等々。

一日中案内頂き、青森を堪能させて頂きました。

ここまでして頂いて・・と思うような、最高のおもてなしを頂きました。

「ゆきさん(妹)に出来なかった事を、お姉さんたちに!」と・・。


今、自宅の仏壇の上の天井近くに、妹の写真も高く掲げています。

同じ両親から生まれてきた姉妹なのに・・一人で色々な事を引き受けて逝った気がします。

書きながら、涙が溢れてなりません。

「ゆきさん、ゆきかずさんと楽しく暮らしていますか!お父さん、お母さんも一緒ですか?」

姉妹弟、周りの大切な人たちが、みんな元気でいて欲しい!

ですが、生まれてきた以上、いつかは終わる限りある命。

だからこそ、「今日一日を精一杯、笑顔で生き切ること」を、改めて思いました。


週明けから湿っぽい話でごめんなさい。


みなさん、今日も笑顔溢れる、充実した、楽しい一日でありますように!



村山順子



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「お悩み相談 自分が好きでない私」

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