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執筆者の写真村山順子

2025年1月17日 あれから30年!神戸は今・・



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝を迎えられた事、本当に有難いですね。


昨日、天皇皇后両陛下が神戸にお入りになられ、

本日の阪神淡路大震災の追悼式典にご出席されます。


1995年1月17日午前5時46分の大震災から、今日で30年なのですね。

いつもなら朝食の準備中だったのですが、その日、私は朝風呂に入っていました。

木造家屋のお風呂の壁が、四方から波のように押し迫ってくるのをはっきり見ました(壊れる訳でもない木の柔軟性をこの目で見ました)。

お風呂から出て、どのように着替えたのか、全く記憶にありません。

あの時は夫も元気で、子どもたちは皆学生。

寝たきりになった村山の義母は、老健施設に入所中。

お陰様で誰も怪我もなく無事でした。


今、神戸の街中では震災の痕跡は殆ど見えません。

JR三宮駅周辺は再開発が進み、発展の兆しが見え、どんな神戸の玄関口になるのだろう?と楽しみです。

歴史をみても、建物などは、自然災害や争いで、破壊と再生が繰り返されています。

人の心の再生は、大丈夫だろうか?

震災当時は、知らない人同士でも、「お互い様。どうぞ!」と、皆が優しかったです。

古くから住んで居るご近所の方々は順番に亡くなり、今、若い方々が両親の隣に引っ越して来られたりしています。

小学生の声、赤ちゃんの泣き声が聞こえる・・活気あるご近所さんになりました。

今も、頂き物があるとお隣さんへ・・そんな嬉しい関係は続いています。


24年前、娘が大学卒業後、自宅から大阪に通勤する事になりました。

その時娘が「古い家をリフォームするか、引っ越してほしい」と。

昭和45年頃に義父が友人に頼んで建てた家。

柱がいっぱい、小部屋が幾つもありました。

だからこそ、家が壊れる事はなかったのだと思います。

娘の言葉をきっかけに、マンションに代わろうか?等も考えましたが、村山の両親、夫を見送ったこの家からは引っ越しできない!・・と、全面リフォームを選択しました。

今も快適に住んでいます。大正解でした。


今、神戸市中央区の東遊園地で「1・17のつどい」が開かれています。

万一の時の持ち出し品、防災グッズ、備蓄などを点検します。

そんな事を思う今朝です。


みなさん、今日も笑顔溢れる一日でありますように!

今週もお読みくださり、ありがとうございます。



村山順子



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