おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝を迎えられた事、本当に有難いですね。
昨日、天皇皇后両陛下が神戸にお入りになられ、
本日の阪神淡路大震災の追悼式典にご出席されます。
1995年1月17日午前5時46分の大震災から、今日で30年なのですね。
いつもなら朝食の準備中だったのですが、その日、私は朝風呂に入っていました。
木造家屋のお風呂の壁が、四方から波のように押し迫ってくるのをはっきり見ました(壊れる訳でもない木の柔軟性をこの目で見ました)。
お風呂から出て、どのように着替えたのか、全く記憶にありません。
あの時は夫も元気で、子どもたちは皆学生。
寝たきりになった村山の義母は、老健施設に入所中。
お陰様で誰も怪我もなく無事でした。
今、神戸の街中では震災の痕跡は殆ど見えません。
JR三宮駅周辺は再開発が進み、発展の兆しが見え、どんな神戸の玄関口になるのだろう?と楽しみです。
歴史をみても、建物などは、自然災害や争いで、破壊と再生が繰り返されています。
人の心の再生は、大丈夫だろうか?
震災当時は、知らない人同士でも、「お互い様。どうぞ!」と、皆が優しかったです。
古くから住んで居るご近所の方々は順番に亡くなり、今、若い方々が両親の隣に引っ越して来られたりしています。
小学生の声、赤ちゃんの泣き声が聞こえる・・活気あるご近所さんになりました。
今も、頂き物があるとお隣さんへ・・そんな嬉しい関係は続いています。
24年前、娘が大学卒業後、自宅から大阪に通勤する事になりました。
その時娘が「古い家をリフォームするか、引っ越してほしい」と。
昭和45年頃に義父が友人に頼んで建てた家。
柱がいっぱい、小部屋が幾つもありました。
だからこそ、家が壊れる事はなかったのだと思います。
娘の言葉をきっかけに、マンションに代わろうか?等も考えましたが、村山の両親、夫を見送ったこの家からは引っ越しできない!・・と、全面リフォームを選択しました。
今も快適に住んでいます。大正解でした。
今、神戸市中央区の東遊園地で「1・17のつどい」が開かれています。
万一の時の持ち出し品、防災グッズ、備蓄などを点検します。
そんな事を思う今朝です。
みなさん、今日も笑顔溢れる一日でありますように!
今週もお読みくださり、ありがとうございます。
村山順子
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