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執筆者の写真村山順子

2024年6月4日 原点の場所で!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事、本当に嬉しいですね。


今から25年前、52歳直前、やむにやまれぬ思いで、自宅の一室、一人で起業しました。

一人スタッフが来てくれた時、給料袋にその人宛の手紙を書いて入れました。

有り難くて嬉しくて、書かずにはいられなかったのです。


仕事が軌道に乗り始めたころ、スタッフたちが気兼ねなく集まれる事務所が欲しい!と思いました。

自宅から徒歩5分、東西南北の幹線道路に面したバス停前。

大好きなこの地に、2002年に移って来ました。


そして、仕事以外に私にできる社会へのお役立ちは「手紙」だと思い、2004年春、事務所ガラス扉に張り紙をしました。

「大切な人に手紙を書きませんか!」と。

近所のお母さん方が5名参加され、ご家族に手紙を書いて、読んで下さいました。

特に心に残っているのは、足の不自由な娘さんを全寮制の高校に初めて送り出す時のお母さんの手紙。

子どもを送り出す母親の思いのこもった手紙に、皆さん涙涙の手紙のセミナーでした。

今、その娘さんは電動車椅子でバス、ポートライナーに乗って毎日一人で出勤されているとの事。

お母さんは「たくましい娘です」と笑いながら話してくれました。


あれから20年。

原点に戻り、弊社事務所で少人数での手紙のセミナーを7月に始めます。

振り返ってみる時、「日本全国47都道府県で、心を届ける手紙のセミナーを」と掲げ、お招き頂いた所には喜んで伺い、全力で走ってきました。

2018年の7月末から8月にかけては、1週間、移動しながら7県で手紙のセミナーをさせて頂きました。

手紙の素晴らしさをお伝えできる事が嬉しくて嬉しくて、全部の予定が終わって自宅に着いた途端に歩けなくなり、脊柱管狭窄症で2週間入院した事もありました。


夫が遺してくれた「手紙」というライフワークは、まだ緒についたところです。

これからは、少し周りの景色を眺めながら、ゆったりと、ブレる事なく歩み続けます。


みなさん、今日も笑顔溢れる楽しい一日でありますように!



村山順子



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