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2024年10月4日 故郷・沖永良部島は「花の島」



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


故郷・沖永良部島のエラブユリ(てっぽう百合)の球根が手元に届きました。

故郷の会館(一財)神戸沖洲会館(ちゅうしゅうかいかん)に所属する婦人会が、地域の小学校で子どもたちと毎年、百合の球根を植えています。

大きな、見事な球根です。

毎年従姉妹が、事務所に立派な百合(1本に17も花をつけることも)を届けてくれます。

茎も小さな木のように太く、香り高く・・聞けばプランターで育てていると。

今年は私も挑戦してみようと、今、準備中です。


沖永良部島は別名「花の島」とも言われ、花卉(かき)栽培が盛んです。

エラブユリ、フリージア、トルコ桔梗、菊、グラジオラス、ソリダコ等々。

島の48%が農地。他にジャガイモ、小芋、葉タバコ、サトウキビ、キクラゲ、肉牛等の複合経営を。割合豊かな島です。

台風銀座と言われ、毎年被害に遭うのですが、力を合わせて乗り越えています。


また沖永良部島は、西郷隆盛さんが過酷な島流しをされた場所でもあります。

吹き曝しの小屋で痩せ衰えた西郷さんを、若い役人とそのお母さんがお世話し、元気を取り戻されたこと・・幼い頃から聞いて育ちました。

西郷さんは牢の中から、島の青年たちに佐藤一斎先生の言志四録を教えてくださり、人としての生き方、考え方も教授。

また、万が一に備えて備蓄することの大切さも。

「高倉」という湿気の入りにくい蔵も、西郷さんが教えてくれたと聞いています(定かではありませんが)。

西郷さんの影響で、沖永良部島は子女の教育に熱心な島になり、それが今にもつながっています。


故郷に実家はあれど、誰も住まなくなって8年。

「ただいま」と言うと「順子おかえり」「姉ちゃんおかえり」の声の聞こえない家・・

母や妹がいない事を実感する、悲しい実家、故郷になりました。


みなさんの故郷はどちらですか?

帰る実家があるって、幸せなことですね。


今週もお読みくださり、ありがとうございます。

素敵な週末をお過ごしくださいますよう。



村山順子



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