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執筆者の写真村山順子

2024年10月23日 「人としての生き方」を遺して



おはようございます!!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


今朝は、(一社)実践人の家(教育者・哲学者森信三先生の教えを学び実践する会)の月刊誌「実践人」11月号の巻頭言に私が寄稿した文章のタイトルです。

巻頭言は、編集長の依頼を受けて、理事長はじめ理事達が担当しています。

11月号は私の担当でした。


『父親としてわが子に残す唯一の遺産は、その人が「人間としてその一生をいかに生きたか」という一事に極まると思うのであります。』


という森信三先生のお言葉(「父親のための人間学」より)のもと書かせて頂いた巻頭言から、少し転載。


『兵庫県の外郭団体に勤務していた夫。28年前、役員研修で広島に出張。その夜のレセプションで倒れそのまま。52歳、心筋梗塞、子どもたち4人は全員学生でした。

準社葬として会社が立派に送って下さいました。その後、長男と一緒に会社にお礼と、夫の私物を頂きに伺いました。

会社の方が「そのままにしております」と見せてくれた机の引き出しは、突然でしたのに、几帳面な夫らしく整然としていました。

理事長はじめ社員の皆様が集まって下さり、長男にこんな話をして下さいました。

「お父さんは3人掛かっても出来ないような仕事を一人でされていたよ」と。

またある方は「上司にも部下にも同じ態度で接して下さり、尊敬する方でした」と。

帰り道、長男は「父さんは、会社でも家でも同じ父さんだったね。父さんに恥ずかしくない人間になるね!」と話していました。

子どもたちは、大変な時も「父さんならこんな時どうするかなぁ?」を考えると答えが出てくると言います。

そんな夫に、子どもたちに、恥じない生き方を私も目指します。』


10月は、夫の誕生日、そして命日の月です。

いつか夫の側に行く時に、たくさんの嬉しいお土産話ができるように、楽しくチャレンジします!


みなさん、今朝もお読み頂きありがとうございました!

笑顔溢れる素敵な一日でありますように。



村山順子



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