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2023年9月6日 大好きな村山の両親のこと!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


時に、無性に村山の両親の事を思い出します。

「順子ちゃん」と呼ぶ父の、少ししわがれた声が聞こえます。

父は警察官。街のお巡りさんとして慕われ、皇居にお招き頂き、母と一緒に伺った事もあるそうです。


父は、郷里の会(沖永良部島)の会長、また財団法人の理事長をしていました。

何をするにも真面目に取り組み、一所懸命。

会にも、よく寄付をしていたようです。

時間は厳守で、会が始まる随分前に到着し、皆を待つ姿勢でした。


また、会のお金で飲食する事を良しとしませんでした。

他の役員たちの中では「ボランティアでしているのだから、少しぐらい良いのでは!」との意見も多く、堅物の父の意見は通らず、しょんぼりして帰宅することもありました。

(当時、私たちは家を新築する間、両親の家に同居中でした)

「順子ちゃん、お父さんは嫌われている・・」と寂しそうに。

「お父さんの考え方、生き方、私は大好きよ。良いと思う!」と伝えると、

「順子ちゃんがそう言ってくれるのだったら、良いわ!」と笑顔になる父でした。


毎年、桜の季節になると思い出す父の事。

花見の後、夜中に心筋梗塞で入院。

その後、神戸大学病院に転院。人工呼吸器をつけることに。

教授が、若いドクターを連れて父のもとに。

布団を荒っぽく捲り、何か話しています。

その布団を元に戻さないまま病室を出て行こうとしたので、思わず教授に言いました。

「父は生きています。もっと大切に人として尊んで接してください!」と。

驚いた付き添いのドクターが、慌てて布団を丁寧に掛け直す・・

そんな悲しい事もありました。


母は、お客様を三つ指ついてお迎えするような、丁寧で物静かな人でした。

母の煮物は絶品!コトコトとゆっくりゆっくり煮込みます。

私は、スピーディーに、あっというまに料理・・母の、優しい、ふくらみのある味は、未だに真似る事ができません。


両親、夫の大きな優しさに包まれ、また子どもたちを授かり幸せな暮らしでした。

今住んでいる家は、亡き両親が住んでいた家。

高く掲げられた、愛しい人たちの写真!

いつも見守ってくれている、そんな気がします。

朝から、少し湿っぽいメルマガ。申し訳ございません。


みなさん、今週もお読み下さり、ありがとうございました。

楽しい週末をお過ごし下さいますよう!



村山順子



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