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執筆者の写真村山順子

2023年6月21日 “励ましの手紙”が、思いがけないことに!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


「誰かのために・・」と思って手紙を書いた事が、思いがけず自分の仕事の役に立った!事を書かせて頂きます。


“50代からの生き方・暮らし方応援雑誌”『いきいき』(現『ハルメク』)。

読者は、人生をいきいきと生きていきたいと思う中年以上の女性たち。

私は弊社創業時の1999年からの読者です。


巻末に“アンド・ユー“という読者からの手紙欄があり、FAXで送れるようになっていました。

2001年12月号に「大事な人を亡くして、どうして生きていけば良いのかわからない!」という悲しい手紙が3通も載っていました。

こんな事は初めてです。

その手紙を見た私は、思わず、このような事を書いてFAXしました。

「大切な人を亡くし、悲しみでいっぱいだと思います。お辛いですよね。

実は私も、突然夫を亡くし鬱状態の日々を送りました。

ですが今、自宅の一室でお掃除の仕事を始めています。辛いけど、悲しいけど、

少しずつでいいから、前に向かって歩き出そう!」と。


後日、マンション共用部の掃除のお仕事に入っていた時、見知らぬ方から電話が。

『いきいき』の担当者からでした。

「村山さん、FAXありがとうございます。どんなお仕事を始めているのですか?

詳しく書いて送ってもらえませんか?」と。

自分のしてきた事ですので、仕事が終わってから、すぐに書いてFAXしました。

また電話が鳴り、今度は編集部からでした。

「村山さん、取材させて頂けませんか?」と。思いがけない電話に驚きましたが、

「もったいないようなお話ですが、自宅の一室で小さな仕事をしています。

『いきいき』の取材に相応しい私ではございません」と、即答でお断りしました。

読者ですので、内容を熟知していたためです。

21万部販売の雑誌(現在は50万部)で、誌面には著名な方々が・・例えば、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が「生き方上手」を連載中・・など。

ですから、私が載せて貰うことなど、あり得ないことです。


編集部の方は、こう言われました。

「村山さんだから良いのです。自宅で、身の丈に合った小さな仕事を一人で始めたという事は、多くの女性に夢と希望と勇気を与えますので是非!」と。

『誰かのお役に立つ』『夢や希望、勇気を与える』という、私の心に一番響く言葉を矢継ぎ早に。

思わず「私でもお役に立つのですか?」とお聞きすると、「役に立ちます。起業したい、何かを始めたい人が増えます」と。

当時、自宅で起業する方が増えかけていた頃でした。

「私でもお役に立つのでしたら、嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします」と、お受けする事に。

神戸まで取材に来てくださいました。

そして、この『いきいき』に載せて頂いた事が、思いがけない嬉しい事に・・。

続きはまた明日、書かせていただきます。


みなさん、今日は二十四節気の「夏至」。

一年で最も昼の長い日ですね。

暑さ対策をしっかりされ、笑顔溢れる一日でありますように。



村山順子

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