おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
先週末の雨と、昨日の暖かさで、桜は一気に満開へ!
街はそこかしこが、ピンク色に染められています。
春ですね♪心が弾みます。
昨日、三宮の文具店に行くために、市バスに乗りました。
次のバス停に着くと、元気そうな5年生くらいの男の子4名がドッと入ってきました。
2人の男の子は競うように座席を確保し座りました。
直ぐ後ろに、幼児を抱き、3歳くらいの女の子の手を引いた若いお母さんが乗ってきました。
私は、一呼吸入れてから静かに、座っている男の子たちに話しました。
「あのね、赤ちゃんを抱いているお母さんに、席を譲ってくれないかな?」と。
男の子たちは、怪訝な顔をして、渋々立って代わってくれました。
私は直ぐにその子たちに「代わってくれてありがとうね。お母さん、小さい子も助かったよ」と伝えました。
彼らは少しニコッとしました。
ですが席が空くと、また椅子取りゲームのように席を見つけ座っていました。
以前バスに乗った時も、お母さんが席を取って3~4年生の子どもを座らせている光景を見たことがあります。
子どもさんが病弱、という訳ではないようです。
この光景・・何か変です!
昔、子育てしていた時のことを思い出します。
バスに乗って直ぐに自分の席を探して座る・・ということを、子どもたちはしませんでした。
おじいちゃんと一緒の時は、おじいちゃんのために席を探すことはあっても。
しっかり掴まって自分の足で立つ事を教えました。
お年寄りや、自分より小さな子どもに席を譲る事を、団塊世代の親は、当然のように教えていたと思います。
バスの中で一連の事を見ていた、隣に居た同世代の方が小声で、
「私も子どもたちに言いたかったけど、周りが気になって言えなかった。言ってくれてありがとう!」と話してくれました。
同じ気持ちだったのですね。
昭和世代は、よその子どもでも、悪いことや勝手な事をしていると叱り、褒め、地域全体で子育てをしていたように思います。
何をしても自由・・ではなく、家庭生活の中でしっかり躾をし、集団生活(幼稚園、保育園、学校)に送り出すのが、家庭の、親のつとめだと思いますが・・
躾を、学校や幼稚園、保育園に求めるのは、本当はおかしな事です。
一概には言えませんが、最近は随分子どもに甘い親が多いなぁ~と思う事がよくあります。
少子化・・と言われています。
だからこそ、善悪、そして周りの事も考えられる、思いやりのある子に育てなくては・・と思うのは、昭和世代の古い考えでしょうか?
権利より先に、人としての義務を果たす子に育てたいです。
朝から・・厳しい事を書いてしまいました。
ついお節介する私です。
それは、「子どもは宝、社会全体で育てる」という、私なりの考えもあっての事ですが。
今朝はポートピアホテルでのモーニングセミナーから、一日がスタートします。
みなさん、今日も笑顔溢れる楽しい一日でありますように!
村山順子
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