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執筆者の写真村山順子

2023年12月7日 至らない母親でした!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


昨日のメルマガに、教頭先生からの葉書の内容を書かせて頂きました。

子どもたちが仕事に行くお父さんの車を全力で追いかけて見送り、そのあと一目散に走ってくる子どもたちを母親が抱きしめる・・という素敵な光景が書かれていました。


それを読まれた若い友人から、心が震えるような優しい親子の姿が書かれたメールが届きました。

そのメールを読ませて頂き、私はドキッとしました。


「教頭先生のお葉書を読ませて頂いて、涙が出そうになりました。

私自身の子育ての時の子どもたちの見送りと重なってしまいました。

私も朝の見送りを大事にしていました。

小さい時はハグして、大きくなったら握手になり、その後は背中をポンポンと叩いて見送っていました。

曲がり角から姿が見えなくなるまでみていました。

時折子どもが角を曲がる時に振り返ってくれていました。

そんな時には、私は子どもに見えるように大きく手を振ってこたえていました。・・・」


温かい親子の光景が見えるようです。

私は夫を見送る時は、毎日道路に出て坂道を下っていく夫に手を振り、夫も振り返してくれていました。

その記憶ははっきりあるのですが、子どもたちを見送った記憶が曖昧です。

一緒に暮らしている三男に聞いてみました。

どんな返事が返ってくるか・・ドキドキしながら。

三男は「記憶にない!」と。

驚き、金沢の娘にLINEして聞くと「記憶にない!」

長男も「母さんが見送ってくれた・・という記憶はない」とはっきり!


何という母親だったのでしょう!

子どもたちに詫びると共に、「よく素直に育ってくれたね。ありがとう!」と伝えました。

当時私は専業主婦で、子育ての勉強の奉仕活動をしていました。

“夫婦仲良く、親を大切にして父親の存在の大きな家庭を・・”と教えてもらい、私なりの努力をしているつもりでした。

子どもたちの事を思っての活動だと信じていましたが、その大切な子どもたちに寂しい思いをさせていた事・・今頃になって、気づくことになりました。


“巻き戻す事ができれば、幼い子どもたちとの時間を取り戻したい!”

そんな気持ちになりました。

至らない母でした。

それぞれ真っ直ぐに育ってくれたのは、夫、近所に住んでいた村山の両親の孫たちへの愛情があればこそだと。

日曜日には、よく両親と私たちみんなで、お弁当を作って、公園、動物園などに出かけていました。

夫、両親、子どもたちに、ただただ感謝しかありません。

昨日は、申し訳ない母親であった事に気づかせてもらい、ショックでしたが、子どもたちに謝れたこと・・有難い一日でした。


朝から恥ずかしい事を書いてしまいました。

ですが、清々しい気持ちです。

生きているうちに気づかせてもらい、今からでもできる事がある!と。


みなさん、今日もお読み下さりありがとうございました。

楽しい一日をお過ごし下さいますよう。



村山順子

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