おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
タイトルの言葉は、ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生のエッセイやインタビュー記事をまとめた「縁尋機妙」(えんじんきみょう)の表紙に書かれている言葉です。
9月の致知出版社45周年講演会の記念品として頂いた本です。
「縁尋機妙」の後に「多逢聖因」(たほうしょういん)と続きます。
安岡正篤師の言葉です。
「良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は誠に妙なるものがある―これを縁尋機妙という。
また、いい人に交わっていると良い結果に恵まれる―これを多逢聖因という。
人間はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければならない。」(「師と友」より)
大村先生の歩まれてきた人生の根幹を成すものは、故郷山梨県韮崎市での幼い頃からの生活、家庭環境、風景、農作業で鍛えた身体、働くご両親に代わって育ててくれたお祖母様が繰り返し言ってくれた言葉・・「智、世の中で一番大事なことは、人のためになることだ」。
研究室の財源確保に特許料を当て、後輩が充分に研究できる環境を作り出されていらっしゃいます。
常に後に続く人たちのことを考えられての行動。
まさにお祖母様のお言葉通りを実現され続けていらっしゃいます。
また、大切にされている生き方を三角形で表されています。
「研究」「健康」「一期一会」、その真ん中に「趣味」が。
私の持っていた研究者というイメージを突き破り、美術、陶芸、お茶、スキー、ゴルフ等々たくさんの趣味を楽しまれ、深められていらっしゃいます。
教育家、経営者、芸術家等々多くの一面をお持ちの大村先生・・書き尽くせません。
亡きお祖母様をはじめ、先生を支え、ノーベル賞受賞を予言されていた亡き奥様も、どんなにかご自慢に思っていらっしゃる事かと思います。
今週も長いメルマガをお読みくださり、ありがとうございました。
週末、素敵な秋の日をお楽しみくださいますよう!
村山順子
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