おはようございます!
今朝も笑顔満開、共に元気で朝を迎えられる事、ありがたいですね。
週末、いかがお過ごしでしたでしょうか?
私は21日、神戸の湊川神社(通称楠公さん 智・仁・勇の楠木正成公がご祭神)で、
人間学を學ぶ「致知」の読者の会「神戸木鶏クラブ新春講義始め」に参加させて頂きました。
講義の前に毎年、正式参拝をさせて頂いております。
その後、神社の学芸員の方が、普段は閉められている正成公終焉の場所をご案内下さり、
正成公を慕って灯篭を寄進された明治の元勲たちの話、また境内の水戸光圀公のお墓、
お参りに来られた有名な方々のエピソードを詳しくご紹介下さいました。
歴史に詳しい参加者も多く、活発に質問。
学芸員の方は、笑顔で即答されていました。
そのお姿に、使命感を持って喜んで研究し続け、案内されている事が伝わりました。
今回の講題は『後鳥羽天皇・順德天皇に學ぶ―朝廷の復興と「鎌倉殿」との対峙』。
講師は、京都産業大学准教授の久禮(くれ)旦雄先生。
天皇陛下の毎日のおつとめや、大嘗祭などの儀式が
しっかり今も続いていることについてお話し下さいました。
後鳥羽天皇は、最愛の息子の順徳天皇にしっかり口伝され、
順徳天皇はさらに宮中の行事・故実・制度などを周りの方々から聴き、
調べ解説した故実書「禁秘抄」を著されたそうです。
以後はこの書に則って宮中の行事が行われてきた・・事を、
NHK大河ドラマのお話も交えながら、ご講義下さいました。
40代初めの久禮先生。
アップテンポで、実に楽しそうにお話し下さいました。
どんな質問にも答えられ、持論からは深く研究されておられる事が伝わりました。
久禮先生、神社の学芸員の方、お二人に共通するのは、とても楽しそうにお話し下さる事です。
お好きな研究に打ち込み、それを発信、伝えられる喜びを、全身で表していらっしゃいました。
そのお姿に、私自身、大きな学びを頂きました。
「手紙の素晴らしさをお伝えする」というライフワークに対する取り組み方についてです。
手紙の事をもっと文献などで学び研究し、どんな事を聞かれても即答できるようになりたいと思います。
みなさん、今週は気温の低い日が続くようです。
どうぞお気をつけて、素敵な1週間をお過ごし下さいますよう!
村山順子
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