おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
毎週火曜日は、早朝6時半からポートピアホテルである、神戸市倫理法人会のモーニングセミナーに参加しています。
昨日は、もうすぐ82歳になられる、株式会社ホームセンターアグロの安黒社長の講話でした。
一言で書かせて頂くと、
「謙虚で常にお客様のことを考え、喜んで働かれておられるパワフルな安黒社長」で、いらっしゃいました。
「はい喜んで! 人の喜ぶことをする」と話され、次のような例を挙げられました。
第二次世界大戦後、ソ連の捕虜になった宍粟市出身の先輩たち・・
林業や農作業で身体を鍛えていたこともありますが、たとえ捕虜であっても、与えられた仕事を喜んでされていたそうです。
他の捕虜の方々が次々と倒れていく中、宍粟市出身の殆どの方が、元気で故郷に帰って来られたとの事。
「喜んで働く事の大切さ」を、その帰って来られた方から聞かれたそうです。
安黒社長は戦争中、神戸市長田区から近所に疎開してきた年上のお兄ちゃん的な方と、野山を駆け回られていたそうです。
その方に憧れ、長田が特別な存在になったそうです。
その後、阪神淡路大震災からの復興計画で、長田区の街の復興コンペに応募。
安黒社長の会社は、応募17社の中で、一番規模が小さい会社だったそうです。
「花と緑溢れる街づくりを目指す」事を話すと、「それだけではなく、長田区は多くの銭湯が潰れてなくなったので温泉を作ってほしい!」との要望が。
何も分からず安黒社長は「はい」と引き受けられたそうです。
「お金が無い、経験も無い、物も無い」そんな中から、ただ喜んで貰いたくて!銀行に頭を下げ続けられたそうです。
資金繰りに行き詰まり、にっちもさっちも行かなくなる中・・お墓参りをしていた時に「温泉が出た!」との電話があり、何とか窮地を脱する事ができたそうです。
また、お客様だけではなく、自分たち、社員も喜べなければならないことに気づき、社員も会社も正しい利益を得られるような経営にしていかなければ!と。
明朗愛和の会社を作りたい!働く喜びは最高の人生!最高の喜び!
そして「倫理に基づいた経営を続けていきます」と、話されていました。
82歳、まだまだ夢の途中、「苦難福門」と笑顔で話されました。
常に喜んで働かれる安黒社長!
表情は青年のようでした!
素晴らしい人生の先輩のお話に感動!新たな力を頂きました。
みなさん、今日も笑顔溢れる楽しい一日でありますように!
村山順子
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