おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日、人間学を学ぶ月刊誌「致知」4月号が届きました。
その中に、没後30年『森信三が目指した世界』というテーマで、森信三先生ゆかりの、
森迪彦氏(森信三先生三男「実践人の家」常務理事)
浅井周英氏(「実践人の家」参与)
兼氏敏幸氏(「実践人の家」理事長)の3名での鼎談(ていだん)が載っていました。
森信三先生のお姿が、生き方が、お声が聞こえてくるような鼎談でした。
迪彦氏は、東京の致知出版社でのこの鼎談をとても楽しみにしていらっしゃいました。
癌の末期でしたが、どうしても参加したくて、命懸けで行かれ、元気にお話しされたとの事。
ご自分の使命・・信三先生のことをお伝えできたこと、安堵された事と思います。
東京に向かう途中で歩けなくなった迪彦氏!
それでも「どうしても行きたい!」と言われる迪彦氏を、車椅子にお乗せしご同道くださった兼氏理事長!ありがとうございました!
迪彦氏は2月15日に逝去されました。
そのお顔は、微笑んでいらっしゃるようでした。
話を致知の鼎談に戻します。
3人での鼎談!素晴らしい内容です。
小見出しを書いてみます。
・真に偉大な人物はその没後に輝く
・逢うべき人には必ず逢える
・「計画は立てなさんな」
・試練の連続「山又山」の人生
・マイナスをプラスに転じる力
・真理は書物の中ではなく現実の中にある
・起こってくるすべては天意に適っている
・「物事はすべておっくうがってはいかぬ」
先生は山のように届いた手紙、何よりその返事を書く事を最優先された。「縁なき人の書物を数十ページ読むのが大事か、それとも手紙の返事を書く方が大事か・・・このいずれをとるかによって人間が分かれるともいえよう」
・二度の大病にも決して屈しない
・人間中心の世界を実現する
・試練のない人生はない ・・・・・
迪彦氏はこう話していらっしゃいます。
「真実は現実のただ中にあり」とセットになった「真理は感動を持ってのみうけつがれる」という教え、言葉。
現実としっかり向き合う事なしには真理、成すべき事も見えてきませんし、心の底から湧き上がる感動、情熱がなければ・・伝わらない・・・
渾身の、心揺さぶられるメッセージを伝えてくださいました。
父親である森信三先生を心より尊敬されていらした迪彦氏。
今頃は天国で、信三先生や奥様の典子さんに会っていらっしゃる事と思います。
そして「全国研修会!頼むね!」と、実践人の家に関わる人たちに、その後ろ姿で見せて下さった気がしています。
8月20日、21日東京のホテルイーストでの、迪彦氏の悲願でもあった「実践人の家 全国研修会」に向けて、精一杯取り組ませて頂きます。
また、2月3日の鼎談を即、4月号に載せて下さった致知出版社の藤尾社長はじめ允泰編集長、関わられた皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
みなさん、笑顔溢れる素敵な一日でありますように!
村山順子
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