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執筆者の写真村山順子

2021年10月5日 車への一礼!


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

昨日も抜けるような青空!

空が高く秋の空でした。

昨日、第100代の岸田総理大臣、そして岸田内閣が誕生しました。

お一人お一人が矜持を持って、日本をより良い方向に導いてほしいと願います。


突然ですが、みなさんは車の運転をされますか?

私は運転していますが、それは私の人生では想定外の事です。

夫が元気でいたなら、助手席が私の指定席。

25年前亡くなった夫は、運転している私をどう思っているのでしょうか。

時にハラハラしながらも、見守ってくれていると思います。


24年前、免許を取りたいと思ったのは、以前勤務していた会社の「お役に立ちたい!もっと遠方まで自力で見積もりに行けるようになりたい!」と思っての事でした。

路上運転の予約を入れるのですが、急な見積もりや仕事で、10回位行けなくなりました。

そして、免許を取れる期間を過ぎてしまいました。

「仮免許保有科があって、追加で授業料を払うと延長できますよ!」と教えてくれ、即その手続きをしました。

そして普通の方より長い期間、授業料も当時の年齢(50歳)ぐらい掛かりましたが、お陰様で免許証を頂けました。

1998年3月の事でした。


その翌日からドキドキしながらも、見積もりに車で出かけました。

乗る前、車に向かって「今日から運転させてもらいます。安全運転しますので、どうぞよろしくお願いいたします」と一礼。

道路に向かって「免許取り立ての私が、ベテランの方々と同じ道路を走らせてもらいます。安全運転に気をつけます。どうぞ仲間に入れてくださいね。よろしくお願いいたします」と一礼して、車を走らせていました。


夫の遺してくれたセダン(セフィーロ)。ロングボディの車です。

一番初めに行ったのが、神戸市須磨区の潮見ヶ丘に通じる坂道。

対向車とすれ違えるかどうかの狭い道幅。

坂道の前方から車が・・・どうしよう・・私は近くの方に「すみません、昨日免許を取ったばかりです。誘導をお願いできませんか!」とお願いし、無事すれ違う事ができ、目的地に着く事ができました。


多くの方々に助けて頂き、また優しくして頂きながら、気がつくと、免許取得から23年余りが経っています。

今、車に対して、道路に対して、感謝の気持ちでお辞儀をしているだろうか?

気がついた時は一礼をして乗り降りしますが、習慣化していないことに気付かされます。


「物は生きている」 大切に扱う人には応えてくれる!

初心を思い出し感謝して、車を、そして他のものも大切にしたいと思う今朝です。


余談ですが、もし車の免許証がなければ、起業していませんでした。

いえ、起業することも思いつきませんし、思いついたとしても出来ませんでした。


「社長に喜んでもらいたい!もっと会社の役に立ちたい!」と思って取った運転免許証!

それが、思いがけず、自分の役に立つことになろうとは!

自分の背中を押してくれる事になろうとは、思ってもみなかった事です。


車に一礼をすることを習慣化し、感謝の思いで大切に乗り、手入れします。


みなさん、今日も笑顔溢れる素敵な一日でありますように!



村山順子

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