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執筆者の写真村山順子

2021年9月24日 「嬉しいお手紙」が届きました!


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


いつも長いメルマガで恐縮です。

お時間のある方、お手すきの折にお読みいただけると嬉しいです。


22日、明石の経営者の会で「手紙のセミナー」をさせて頂きました。

「こころを届ける手紙のセミナー」は、2004年、弊社事務所で始まりました。

仕事が軌道に乗り始めた頃、仕事以外に私にできる社会へのお役立ちは「手紙」だと思いました。

出張先で突然逝ってしまった夫。

亡くなる40日前の私の誕生日に夫が書いてくれた、10行ほどの短い手紙!

その手紙に、生きる希望と勇気をもらい起業。

以来、多くの方々と「大切な方に手紙を書きましょう!」と、一緒に書かせて頂いています。

私の役目は、大切な人に「言えなかったありがとう」や「ごめんなさい」「嬉しかったよ」など、素直に書いてみようかなぁ!と思ってもらえるよう心を揺さぶり(失礼な表現、申し訳ありません)、「場」づくりをさせていただくことです。

そして「手紙っていいなぁ~これからも書いてみよう!」と思っていただき、「手紙を書かれる方を日本中に増やしたい!」が願いです。


手紙は、もつれた人間関係を繋ぎ直し、また仕事にも役立ちます。

書かれた手紙を投函した後の嬉しい後日談が、数多く届きます。

その中でも、特に強く心に残っている方が何名か、いらっしゃいます。

その中のお一人。

7年ぐらい前に受講された女性経営者の方のことを、ご紹介させて頂きます。


手紙を投函した後の、お父様との嬉しい後日談をご本人からも、他の方からもお聞きしていました。

ですが、ご本人からもっと詳しくお聞きしたいと思い先日、お電話しました。

明石のセミナーの時、事例としてご紹介したいと思っている事を話しました。

彼女は「懐かしいです!ご無沙汰で申し訳ないです。あの手紙のお陰様で、今があります」と、快諾。

大きな仕事を抱えており、「終わり次第すぐに手紙を書いて送ります!セミナーはいつですか?」

私は「22日6時半開始」との事を伝え、出かける時間を伝えていませんでした。

手紙が届くまで待とうか・・と思いました。

ですが、電車がよく遅れることがあり、手紙の事が気になりながらも早めに出かけることにしました。


昨日、お休みでしたが、セミナーの後片付けもあり出社。

ポストの中に彼女からの速達が入っていました。

もう少し遅く事務所を出発していたら・・と、申し訳なく思いました。

彼女の許可を得ていますので、その手紙の一部をここでご紹介させていただきます。


『・・・お電話でお話ししましたが、あの時の手紙のセミナーで、先生の「思い浮かぶ人」のお言葉に、なぜか根深い確執があり、憎んですらいたはずの父が浮かび、正直嫌悪すら感じました。

それでも「浮かんだ人」でありましたし、出さない手紙だし!と、思い手紙を書きました。

ペンを持って紙に向かうと、自分の中から何かが溢れてくる不思議な感覚がありました。

気がつけば父が大好きなこと、父を愛していること、父と穏やかに話したいこと、父に相談したいこと、を書いている自分がいました。

自分の本心に驚きました。届くはずのない手紙はずっと私のカバンの中にあって、ポストの前を通る度に、手紙のある事に気づきます。

自分の本当の気持ちを大切にしたい!と思いました。

何日もかかって手紙を投函しました。

数日後、父から電話があり、「手紙ありがとう」だけ言って電話は切れました。

あのセミナーからもう6、7年経つでしょうか?

今、私は父が建ててくれた建物で一緒に住んでいます。

相変わらず、家族の心を大切にする人ではないですが、父なりの不器用な愛を感じています。

私はもう大人になりましたから、それで十分です。

・・・あのセミナーから少しずつ、少しずつ、自分の心が変わってきたように思います。

本当の自分の心に気づいたから、自分の中に軸ができたような感覚です。

・・・・大切な人に手紙を書くことは、自分の心を知ること、本音を知ることだと思いました。

自分の本当の心を知らないと、何も始まらないし、何も進まない、と気づきました。

いろいろな実践をしましたが、最強な父にでも「手紙」が1番響いたようです。

絶縁寸前で繋がれた親子の糸は、今、ご先祖様からしっかり恩恵を受けています。

ここが真髄であったかと。全ては繋がっている事を身をもって体験しました。

手紙を通じて全てのことに感謝しています。お陰様で今の私がいます。』と書かれていました。(彼女のお仕事は順調そのものです)


昨日、折角速達で送って下さったのに・・早めに出かけてしまった事、電話でお詫びしました。

彼女は、私への手紙を書きながら、当時を思い出し、感謝の気持ちが溢れてきたそうです。


誰でも相手を思う気持ちさえ有れば、書ける手紙!

素直な気持ちで書く手紙は、伝わります。


秋の夜長、読書、手紙を書くにはいい時間です。

「手書きの手紙は 優しい心の贈り物」

大切な方に、手書きの手紙を書いてみませんか!


今週も、長いメルマガをお読みくださり、ありがとうございました。

みなさん お元気で、素敵な週末をお過ごし下さいますよう!



村山順子

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